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プロペシアとはどんな薬なのか?

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このブログの記事第3弾になります。

まだまだ始まったばかりのブログですが当面の間はAGA対策の基礎的な知識、情報について語っていきます。

 

さて前々回ではAGAとは何か?について語りました。

AGAというキーワードがどのようなものなのか、改めて認識を深めました。

 

そして前回の記事では「AGAの治療に効果的な方法は何かを考えてみる 」がテーマでした。

私の考えは記しておいたので、参考にしていただければと思います。

そして今回はプロペシアとはどんな薬なのか?について語りたいと思います。

AGAの効果的な治療法を考えてみると、結局の所、皮膚科やクリニックによる投薬治療が多くの人に効果を与えていると考えています。

 

薄毛、ハゲ対策のビジネスでは、いろいろな商品がでてきます。

育毛シャンプーであったり、育毛剤であったり、それぞれの商品は決してお安いものではありません。

ですから本当に効果のある手段を選びたいところです。

 

皮膚科やクリニックによる投薬治療については、中には効果のない人もいます。

しかし、芸能人など多くの人が改善しているところを見ると、希望を与えてくれる治療方法ではないでしょうか。

 

日本で皮膚科やAGAの専門クリニックなどで投薬の治療を受ける場合、現在では主にプロペシアという薬が使われます。

ここでプロペシアという名のキーワードが登場したわけです。

 

薄毛やハゲの進行が大きい方は、投薬による治療を受けたくなることでしょう。

ですから日本の病院で使われる「プロペシア」という薬がどんなものか、改めて知識としてしっかり知っておきたいとろこです。

 

プロペシアはどんな薬なのか?

プロペシアは、前立腺肥大症・前立腺癌の治療薬として開発されたもので、元々の名前はフィナステリドという薬です。

低用量でAGA(男性型脱毛症)に対して脱毛の抑制効果があったので、これをプロペシアの商品名で販売したという事になります。

 

現在ではこのプロペシアという商品名で多くの国において販売されています。

日本でもプロペシアという名で皮膚科やAGAの専門クリニックなどで処方されています。

 

つまりプロペシアは元々がAGAの薬として開発されたものではなかったという事です。

なかなかおもしろい事実ではないでしょうか。

 

日本ではプロペシアは病院に行き処方してもらう必要があります。

手軽に近所のドラッグストアで手に入れるという事は不可能です。

プロペシアが薄毛を改善させる原理

プロペシアは5αリダクターゼを阻害しテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変換されのを抑制し脱毛を抑えます。

5αリダクターゼはテストステロンをDHTへと変換する酵素であります。

5αリダクターゼは主に頭皮と前立腺に存在すると研究では分かっているそうです。

 

つまりプロペシアは5αリダクターゼ酵素を阻害する薬になります。

この作用でテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変換されのを抑制し脱毛を抑制します。

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1カ月にかかるプロペシアの料金は?

プロペシアは保険適用外ではあるので全額自己負担になります。

プロペシアを皮膚科で処方してもらう場合、一か月の料金は私がネット上の情報で調べたところによると、8千円から1万円前後ではありました。

独身で自由になるお金がある方なら割と大丈夫なお値段かもしれません。

 

結婚されていてお小遣い制というサラリーマンの方も多いかと思います。

その場合、割と厳しいお値段と感じる場合がありそうですね。

 

既婚者のサラリーマンの場合、お小遣いが3~5万円の方は額が多い方だと聞きます。

中には昼代入れて1万円とか、お小遣いなしという方もいるようです。

保険適用外なのは世のサラリーマン男性にとって厳しめかもしれないと感じました。

 

プロペシアで脱毛の抑制ができ、AGAが回復したとしても、薬をやめてしまうと元には戻ってしまう事になります。

飲み続けるのが前提ではあるので、最低でも1万円前後の金額をずっと出し続けるとなると負担は大きいと感じます。

 

AGA専門のクリックだと、皮膚科よりきめ細やかなケアをしてもらえるそうですが、相場は月3万程であります。

3万となると一般のサラリーマンには難しいかもしれませんね。

 

有名お笑いタレントの方が月3万円くらいかけてクリニックに通っているという話を聞いた事があります。

彼のようにお金持ちなら月3万円くらい全然大丈夫なんでしょうけど、一般人は大変だなと感じます。

プロペシアの副作用は?

どんな薬にも副作用の心配はあるかと思います。

プロペシアについても副作用の報告はあります。

 

細かい部分は専門のページなどでチェックしてもらうとして、気になる副作用が1つあります。

それは性の欲求の減退、つまりは男性機能の低下です。

この副作用については調べてみると大きな頻度で起こるわけではないとされています。

 

しかし実感としてプロペシアの使用者が、どうも最近男性機能の低下を感じるという方はネット上でよく見られます。

これは心理的影響が大きいとも考えられますが、判断として難しいところです。

 

テレビ番組で芸能人の方が薬で薄毛の回復ができたと語っていました。

しかし、男性機能の低下は感じるとも語っていました。

この辺の副作用の事ですが、判断としてホント難しいです。

 

薄毛の回復はしたいものの、もし副作用で男性機能の低下が起こったらという心配は誰もが持つ事でしょう。

プロペシアは誰でも効果があるというわけではないですが、かなり期待度は高い。

しかし副作用の事は気になるジレンマではあります。

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