今回はザガーロとプロペシアの違いについて調べてみました。
日本ではザガーロよりもプロペシアの方がAGAの治療薬として先に承認されています。
よって皮膚科やクリニックでのAGAの投薬治療といえばプロペシアが一般的かもしれません。
近年、日本ではザガーロも国によって承認されました。
ザガーロの承認は2015年の9月くらいだとされています。
ではザガーロとプロペシアにはどんな違いがあるのか?という事になります。
ザガーロは「Ⅰ型」及び「Ⅱ型」の5α-還元酵素を阻害
プロペシアもザガーロも5α-還元酵素を阻害し、男性ホルモンのテストステロンがAGAの原因であるDHTに変換されるのを阻害します。
プロペシアもザガーロの違いについて調べていると、まず大きな特徴としてザガーロは複数の5α-還元酵素を阻害するとなっています。
クリニックのサイトやwikipediaなどでも似たようなニュアンスで書かれています。
5α-還元酵素にはⅠ型とⅡ型があり、ザガーロの場合はⅠ型とⅡ型を阻害します。
これに対してプロペシアはⅡ型しか阻害する事ができないとなっています。
つまりはプロペシアではⅡ型の5α-還元酵素しか阻害できないが、ザガーロはⅠ型とⅡ型を阻害できる事になります。
プロペシアではⅡ型しか阻害できなかったが、ザガーロではⅠ型も阻害できるので、Ⅰ型が原因で脱毛が起こっている場合にはプロペシアよりも効果が期待できるという事になるでしょう。
この事はかなり大きな違いになるのではないでしょうか。
プロペシアが日本で承認されたのは2005年の10月となっています。(wikipedia調べ)
プロペシアの方がザガーロより10年程前に承認されています。
プロペシアで効果がなかった人が、ザガーロを試してみると効果がある可能性もありそうです。
ザガーロも副作用については心配がある
ザガーロについても副作用はあるとされています。
私が調べたところによると特に大きな疾患として肝機能の障害などが上げられていました。
こちらの記事も参考にしてください。→ ザガーロの副作用は?
プロペシアも副作用はあるのですが、ザガーロについても副作用はあるという事になります。
私は医療関係者ではないので正確な事は言えませんが、ザガーロの方が副作用が大きいとは聞きます。
プロペシアの場合日本では長く使っている人も多いので、副作用があるにしても長年使ってきた人の感想や体験を聞く事が可能です。
副作用のリスクを考えた時に、プロペシアの方が長年使った場合どうなるか予測を考えやすいとは思いました。
もし投薬によるAGAの治療を考えているなら、私ならまずプロペシアを使って効果があるかを確かめます。
プロペシアでダメならザガーロを試してみたいと思う事でしょう。
私はまだ投薬の治療を受けてはいませんが、やはりAGAの治療薬は長年どころか一生飲み続ける事にもなりそうな薬なので、副作用については気になります。
ザガーロの方が効果が大きい?
ザガーロの事を調べているとザガーロはプロペシアより1.5倍の効果があると解説しているサイトもありました。
この事については正確なのかは判断しにくいところなのですが、上に書いた5α-還元酵素の事を考えると一般的にプロペシアよりもザガーロの方が期待はできそうな感はあります。
私なら、とりあえずプロペシアを使ってみて効果がないならザガーロの服用を考えてみますかね。
プロペシアの方が日本では長く使われている薬ではあるので、どれだけの副作用があるのか覚悟して使用できそうではあるからです。
まとめと感想
今回はプロペシアとザガーロの大きな違いについて考察してみました。
ザガーロは5α-還元酵素にはⅠ型とⅡ型を阻害してくれるので、プロペシアでカバーできないところを期待できそうではあります。
プロペシアを飲んでみて効果がなかったら試してみたくなる薬ではないでしょうか。
副作用についてはプロペシアよりも大きいとは聞きますので、その辺が心配にはなります。
ザガーロの服用を考えている人は信頼できる医師と相談して考えてみるとよいでしょう。
治療薬の服用については副作用の心配があるので私は慎重にはなっています。